ラジオ深夜32時と私

お悩み相談を送るリスナーに昔の自分が重なり、ついでにちょっとだけあの頃の自分が救われた気持ちになったので書いときます。

作業用BGMを求めて徘徊してたら、絶望先生(10年近く好きな漫画)のOPを歌ってたとあるVtuberに行きつきまして。彼が朝方にソロで配信してるネットラジオがいい感じにまったりしてるのでよく聞いてます。眠くならない程度の速さで、ハイテンションすぎもしないので非常に作業が進むんですね。だいたい2時間くらいなのでジングル入ったら休憩するかって感じになるし。休日・終わり・生活習慣・人間なのでリアタイ!とはいかないんですけど。 

ふつおた(普通のお便り)コーナーがあるんですが、結構そこに悩みが送られてるんですよね。で、その人もめちゃくちゃ真面目に答えてるんですよ。割と若い人の投稿が多いんですけど、その相談の返しを聞いてたら同じように悩んでた昔の自分がちょっとだけ救われた気持ちになりました。昔の自分くらい切羽詰まってるハガキに真摯に返してるの見たら、間接的に昔の自分も言われてる気がします。

私自身の吹っ切れたきっかけは寺山修司で(それも絶望先生つながりで知ったんですけど)家出のすすめ、書を捨てよ町に出よう、幸福論、この辺りにかなり救われました。考えて煮詰まるくらいなら何か初めてみればいい、意外と社会は許容してくれる、枠は自分が作ってるだけ、やってることと言ってることなんか違ってていい。あの本が言いたかったことは違うのかもしれないけど当時の自分はそう受け取って、すごく視界が開けて生きやすくなったんですよね。で、今聞いてるラジオでも似た感じのことを結構言ってて当時のことをたまに思い出します。

そこまで悩むことも最近は無く元気に生きてるんですけど、昔の自分に「間違いはないから多分何やっても大丈夫だよ」と言ってもらえた気がしました。ありがとう。